青や紫のガラス、なぜ緑?知ると納得のドイツ分別事情

  • 投稿カテゴリー:ドイツ豆知識
  • 投稿公開日:2026-01-09
  • 投稿の最終変更日:2026-01-09

ドイツでは使用済みガラスは、街中や住宅地に設置されている回収コンテナに、
白(Weißglas)・茶(Braunglas)・緑(Grünglas) の3色に分けて投入します。

一見すると分かりやすいルールですが、ここで迷いやすいのが 青や紫、赤などの色付きガラス です。これらはいったい、どのコンテナに入れるのでしょうか。

答えは 緑(Grünglas) です。

理由は、緑のガラスが最も色の混入に強い という特性を持っているからです。
ガラスのリサイクルでは色の純度が非常に重要で、特に白ガラスは、わずかな色付きガラスが混ざるだけでも品質が大きく下がってしまいます。茶色のガラスも、比較的厳密な色管理が必要です。

その点、緑ガラスは製造工程で他の色を吸収しやすく、多少の色混入があっても再利用しやすい素材とされています。そのため、

青、紫、赤、黒といった「その他の色のガラス」は、すべて緑のコンテナに回収されます。

回収場所には、
„Buntglas bitte in den Grünglas-Container“
(色付きガラスは緑のコンテナへ)
と書かれていることもあり、この一文が理解できると分別で迷うことがありません。

ドイツではゴミの分別が厳しく見られることも多いため、こうしたルールを知っておくと、日常生活でも安心ですね。

Nori

東京生まれ、東京育ち。1993年よりドイツに在住。ドイツ国家公認バイリンガルセクレタリー資格を保持者。25年以上にわたり日系企業のトップ秘書として勤務。この経験で培った徹底した情報整理力と正確性、さらにほぼネイティブレベルのドイツ語を活かし、ドイツ語の現地資料に基づく信頼できる古城の情報を紹介。ガイドブックには載らない現地の息遣いと、確かな情報源を両立させた記事が信条です。訪問者の方に信頼できる「あなただけの心の旅」を提供します